未経験者が電気工事の仕事に就くためには?知っておくべき基礎知識とキャリアパスを紹介

皆さん、こんにちは。北英電気株式会社です。

埼玉県三郷市を拠点に東京都内で住友不動産等所有のオフィスビルに関わる電気工事を手がけている会社です。


「電気工事の仕事に挑戦してみたいけど、どんな基礎知識が必要なんだろう?」

「専門的な用語や技術が多くて、何から学べばいいか分からない…」


新しい分野へ挑戦しようとするとき、誰もが同じような疑問や不安を抱くものです。


そのような疑問をお持ちの未経験の方へ向けて、この記事では、電気工事のプロである私たちが「最初にこれだけは知っておきたい」という必須の基礎知識を、分かりやすく解説します。




■まず知っておきたい主な電気工事



電気工事は、建物の用途や設置する設備によって種類が分かれます。ここでは、未経験者が現場で関わることの多い3つの電気工事についてご紹介します。



・内線工事

住宅やオフィス、商業施設など、建物「内部」の電気配線に関する工事全般を指します。照明器具やコンセント、スイッチの取り付けから、分電盤の設置、各部屋への配線まで、私たちが普段電気を使う上で最も身近な部分を受け持ちます。安全で快適な空間を作るための、非常に重要な工事です。



・引込線工事

「外線」と「内線」をつなぐ、重要な役割を担う工事です。電柱を走る配電線から分岐させ、建物の軒先などにある接続点(引込口)まで電線を引き込み、電気メーターを取り付けるまでが主な作業となります。建物で電気が使えるようにするための、まさに「電気の入口」を作る工事と言えます。



・外線工事

発電所から送られてきた電気を、街中の変電所や電柱へ届けるための「屋外」の工事です。主に電力会社が管轄する大規模な工事で、電柱を立てたり、高圧電線を張ったり、地中にケーブルを埋設したりと、電力の安定供給を支える社会インフラそのものを作る仕事です。


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■最初に身につけたい!電気工事の基礎知識



未経験であっても、電気工事に必要な知識を一つずつ身につけることで、一人前に成長していくことが可能です。最初に学んでおくとよい、5つの基礎知識についてご紹介します。



・電気の仕組み

電気工事において最も基本となるのが、電気の性質に関する知識です。「電圧(ボルト=V)」「電流(アンペア=A)」「抵抗(オーム=Ω)」という電気の三大要素をはじめ、電力量の計算方法など、基礎的な理論を知ることで安全で正確な施工が可能になります。

机上の勉強だけでは難しく感じるかもしれませんが、現場で実際の作業に取り組むことで、知識は実践的なスキルへと変わっていきます。



・工具の知識と使い方

現場作業では、ドライバー、ペンチ、電工ナイフといった基本工具に加え、圧着工具(端子をつなぐための道具)や検電器(通電の有無を確認する機器)といった聞き慣れない専門的な道具も使いこなす必要があります。


使い方を間違えると感電やケガのリスクがあるため、正しい使い方を習得することが大切です。道具の名称や用途を覚えることから始めて、高い精度で使いこなせるようにしましょう。



・徹底した安全対策

電気工事は感電や火災といったリスクを伴うため、安全対策は最重要事項です。作業前の検電(通電の有無の確認)や、ゴム手袋・絶縁靴などの保護具の着用、現場によっては高所作業での墜落防止措置など、安全ルールの徹底が求められます。



・図面(配線図)の読み方

配線図は、施工に必要な情報が記載された図面です。記号で示されたスイッチやコンセントの位置、配線のルートなどを正確に読み解くスキルが不可欠です。最初は暗号のように見えても、経験を積むうちに、図面から現場の完成形がイメージできるようになります。



・関連法令の理解

電気工事は「電気工事士法」をはじめ、建築基準法や消防法など、さまざまな法律に基づき、有資格者が責任を持って施工しなければなりません。安全で品質の高い施工をするためには、関連法令の知識が大切になります。


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■基礎知識なしでもOK!未経験から電気工事士になるための3ステップ



実は、現在の電気工事業界は未経験者を積極的に受け入れています。慢性的な人材不足と技術継承の必要性から、未経験からでも技術をきちんと身につけてもらい、一人前の技術者として活躍できるまでの環境が整っているのです。


では実際に、未経験から電気工事士として働くまでの基本的な流れを3つのステップで紹介します。


ステップ1:まずは見習いとして入社

資格を取得するまでは、法律上、自分の手で電気工事を行うことはできません。そのため、最初の仕事は先輩技術者に同行し、サポート業務を通じて現場のすべてを学ぶことから始まります。

資材の運搬や清掃、工具の準備といった業務も、現場の流れや安全ルール、専門的な道具の名前を覚えるための重要な学びの機会です。先輩の作業をよく観察し、「なぜそうするのか?」と疑問に思ったことは積極的に質問しましょう。



ステップ2:国家資格「第二種電気工事士」を取得する

電気工事士として働くためには、最低でも「第二種電気工事士」の国家資格が必須です。受験資格はないため、入社後はできるだけ早い段階でこの資格を取得することが、キャリアを本格的にスタートさせるための最初の目標となります。


資格を取得して初めて、自分の手で配線作業や器具の取り付けといった実践的な業務に携わることが可能になります。試験は年2回(上期・下期)実施されるため、会社のサポートなども活用しながら、計画的に学習を進めていきましょう。



ステップ3:現場経験を積みキャリアアップを目指す

第二種電気工事士の取得後は、いよいよプロの技術者として実務経験を積み、スキルを磨いていく段階です。自分の手で仕事を完成させる達成感や、日々成長していく実感を得られる、最もやりがいのある時期と言えるでしょう。


さらに、実務経験を積んで上位資格である「第一種電気工事士」を取得すれば、扱える工事の規模や範囲が広がり、一人前の電気工事士として認められます。


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■まとめ



電気工事の仕事は、一見すると専門的で難しく思えるかもしれません。しかし、この記事でご紹介したように、多くの人が未経験からスタートし、日々の現場経験と資格取得を通じて、社会に不可欠な技術者へと成長しています。


安定したニーズのある業界で、一生もののスキルを身につけることは、これからのキャリアにおいて大きな財産となります。30代からの挑戦でも、決して遅くはありません。しっかりとした教育体制のもとで、着実に成長できる環境が、今の電気工事業界にはあります。




■北英電気で、一生ものの技術を身につけませんか?「電気工事スタッフ」、「電気工事施工管理技士」を募集中!



北英電気株式会社は、埼玉県三郷市を拠点に、東京都内で住友不動産等所有のオフィスビルの建築内装に関わる電気工事を主に行っています。


北英電気では、未経験者や異業種からの転職者が数多く活躍しています。実は、当社の社長も未経験からこの世界に飛び込んだ一人です。だからこそ、未経験者の不安な気持ちに寄り添い、一人ひとりの成長を応援する風土が根付いています。


現場は空調の効いたオフィスビルが中心のため、建設業界の「きつい・汚い」といったイメージとは無縁の快適な環境で働けます。未経験の方が安心してプロを目指せるよう、道具の名前や使い方といった基本から丁寧に指導する万全の教育体制も整えており、資格取得支援制度であなたの成長を全力でバックアップします。さらに、現場は都内中心で転勤や長期出張はなく、残業も少ないため、家族や自分の時間を大切にしながらプライベートも充実させることができます。


「電気工事に挑戦したい」「一生ものの技術で、安定した未来を築きたい」

その想いを、ぜひ北英電気で形にしてください。

あなたの挑戦を、私たちは心からお待ちしています。興味を持たれた方は、ぜひお気軽にご連絡ください。



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