電気工事士は本当に稼げるの?20代・30代が知るべきキャリアと収入の魅力をご紹介!

皆さん、こんにちは。北英電気株式会社です。

埼玉県三郷市を拠点に東京都内で住友不動産等所有のオフィスビルに関わる電気工事を手がけている会社です。


ところで最近ウワサになっているのが、「実は電気工事士って儲かるのでは?」という話。

実際に電気工事士の年収の全国平均は、550.9万円※と言われており、建設業界の中でも恵まれています。

そんな魅力的な仕事なら未経験者でも転職して、一人前の電気工事士になりたいと思いますよね。


そもそもなぜ電気工事士の仕事は平均年収が高いのか。

未経験者でもキャリアを積むことは可能なのか。

今回は、電気工事士の将来性と、未経験でもチャレンジできる理由を紹介します。


※参考:厚生労働省 - 令和5年賃金構造基本統計調査および職業情報提供サイトjobtag 電気工事士 より





■電気工事士が稼げると言われる理由



電気工事士は稼げる仕事と言われる理由を三つ分析してみます。



・ニーズの高さと安定性

電気は社会のライフラインであり、水道やガス以上に、生活に欠かせないものです。スマートフォンがつながらないだけで、立ち行かなくなる……という方も多いですよね。

このように電気設備の設置やメンテナンスを手掛ける電気工事士のニーズは高く、景気の変動に左右されにくい安定した仕事と言われています。


新築はもちろんのこと、リノベーションでも電気工事は必要ですし、既存の電気設備のメンテナンスやリフォームも定期的に必要になります。このように、電気工事士の仕事はなくなることがありません。


さらにこの先はIoT化やAIの発展に伴い、さらなる電気設備の需要も増えており、電気工事士が活躍する場は広がることでしょう。



・専門知識とスキルが求められる仕事

電気工事は、専門的な知識と技術を必要とする仕事です。

電気工事士の資格を取得するには幅広い知識を学んだうえで筆記と実技の試験に合格しなければなりません。そのため電気工事士は高い専門性と特別なスキルをもっていると言われており、他業種からの簡単に参入できるわけではありません。

この専門性の高さこそが、電気工事士の収入を支える一因です。



・スキルアップの機会が多く高収入を得やすい

電気工事士には、第一種電気工事士と第二種電気工事士という国家資格があります。

これらの資格を取得することで電気工事を担当できるようになり、年収アップにつながっていきます。

特に第一種電気工事士は、第二種電気工事士よりも規模の大きな電気工事を手掛けられるので、高収入への近道と言われています。

加えて電気工事施工管理技士など他の資格も取得することで、さらなるキャリアアップと年収アップを実現することができます。




■気になる電気工事士の年収は? 埼玉県の電気工事士の年収は全国でもトップレベル


では、肝心の電気工事士の年収はどのくらいでしょう?

厚生労働省の「令和5年度賃金構造基本統計調査」によると、電気工事士の平均年収は550.9万円という結果が出ています。

全国平均の年収が506.9万円なので、約45万円も高いということに。建設業界の中のみならず、一般的な職種と比べても稼げる仕事といえるでしょう。

さらに年代別の平均年収も見てみましょう。

ちなみに平均年収550.9万円というのは、あくまで電気工事士有資格者全体の平均値で、会社の規模や経験値、資格内容、勤務地などで差があります。


弊社が拠点を置く埼玉県の平均年収は614.6万円で、関東圏内で電気工事士の平均年収(図1)を見てみると、意外にも東京都の平均年収よりも高いものでした。

ただ、これは「あくまで平均」なので、さらに上を目指すことも、頑張り次第では不可能ではありません。



※参考:厚生労働省 -職業情報提供サイトjobtag 電気工事士
(出典:令和5年賃金構造基本統計調査を加工して作成されたデータ)




■電気工事士は20代でも稼げる?



では、はたして電気工事士は20代でも稼げるものなのでしょうか?



・若くして手に職をつけられる強みがある

電気工事士の仕事は現場で経験を得るほど、知識と技術を蓄えることができるのが特徴です。

他業種に就いていて電気工事士に転職する人も多いので、20代半ばから始めたとしても、決して遅いスタートではありません。

実際に弊社の代表も、30歳を前にして他業種から電気工事業界に転職しています。


今、電気工事士は世代交代を迎えており、若い人はことのほか重宝されます。

異業種からの転職組は新卒に比べると不利というイメージがあるかもしれませんが、社会経験があることを評価する電気工事会社もあります。



・資格取得でさらに収入アップを狙える

キャリアアップするための足掛かりが、資格です。特に第一種電気工事士はどの会社でも重宝される資格。ただし第一種電気工事士の免状交付条件として、実務経験3年以上ということが求められます。

20代後半から電気工事業界に入って3年程度の実務経験を積んだとしても、20代のうちに第一種電気工事士の資格を取得することが可能です。第二種電気工事士に比べると狭き門ですが、不可能ではありません。


》電気工事士が「手に職をつけられる」「食いっぱぐれない」仕事と言われる理由


》電気工事の資格にはどんな種類があるの? 取得するメリットやどの資格を取得すべきか紹介!




■30代で高収入と安定!電気工事士が家族持ちに安心な理由とは?



30代になると経験値も増えるので、さらなる給料アップが期待できます。



・経験値が給与に反映されるので家族持ちでも安心

電気工事士の仕事は経験を積むごとに、知見を深めることができます。もし20代で第一種電気工事士の資格を取得できなくても、経験値の高い30代でチャレンジして合格することも珍しくありません。

第二種電気工事士の年収が400万円〜500万円程と言われているのに対し、第一種電気工事士の年収は700万円〜800万円程というのが一般的な水準。30代のサラリーマン平均年収は451万円というデータ※を引き合いにすると、電気工事士はサラリーマンよりも稼げるということになり、家族持ちでも安心です。


※参考:転職サイトdoda(デューダ)- 20~65歳の会社員の平均年収は?平均年収ランキング(年齢別・年代別の年収情報)【最新版】(2024年12月)




・役職や資格手当でさらに収入アップ

電気工事士としての資格を取得し、現場で腕をふるうだけでなく、現場管理者として施工管理をするようになれば、さらに収入アップが期待できます。電気工事施工管理技士の資格は1級、2級とあり、上位になるほど規模の大きい現場の管理ができるようになります。

特に上位の1級電気工事施工管理技士の資格は難易度が高く、取得すると収入アップのチャンスが広がります。また高いポジションに就けるということは、資格手当だけでなく役職手当もプラスされます。

もちろん30代の未経験者でも、電気工事士としてスタートを切ることができます。


》電気工事施工管理技士の年収はどれくらい?1級・2級別に平均年収を紹介します!


》第一種電気工事士ができることとは? 第二種との違いや取得するメリットを紹介!


》電気工事士は30代未経験でもなれる! 転職のポイントや30代からのキャリアプランを解説





■電気工事士として稼ぎ続けるためのポイント



電気工事士は20代後半や30代になっても、未経験者からスタートできる仕事です。そして現場で経験を積みながら、知識を得たり資格を取得したりするのが何よりの給与アップの近道です。誠実に仕事と向き合いながら身につけたスキルを長く活かしていきたいですが、そのためにはいくつかのコツがあります。



・スキルアップのための継続学習と、時代のニーズに応じた技術の習得

電気工事士は60代以上になっても働き続ける人が多いように、ベテランならではの現場で培った知識とスキルを活かせる仕事です。

長く働ける仕事というだけでなく、電気設備に関するスキルは日進月歩。IoTの発展で、めまぐるしく新しい電気設備が登場しています。常に最新情報に精通し、継続的に学びを深めていくのが電気工事士として稼ぎ続けるためのポイントです。



・長く働き続けられる職場環境

電気工事士としてスキルアップするためには、一つの会社に腰を据えて、じっくり技術を磨いていくのが得策です。

そのためには、長く働き続けられる職場環境が大切です。

給与はもちろん、福利厚生や休暇日数などもチェックして、ここなら長く働ける……と思える会社にアタックしてみましょう。


》電気工事って本当に3Kで大変?キレイなオフィスで安心して働ける北英電気のリアルな現場を紹介!


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■北英電気では、「電気工事スタッフ」や「電気工事施工管理技士」を募集しています!



北英電気株式会社は、埼玉県三郷市を拠点に、東京都内で住友不動産等所有のオフィスビルの建築内装に関わる電気工事を主に行っています。


弊社は現在、「業界の未来を担う若手を育てたい」という代表の考えで、未経験・経験者を問わずに、電気工事士、電気工事施工管理技士を募集しています。


きつい・汚い・危険(いわゆる3K)のイメージが根強い建設業界にあって、北英電気の現場はキレイで空調が効いた過ごしやすい環境。酷暑や極寒に悩まされずに、仕事に取り組めます。


また代表も異業種からの転職で未経験からスタート。未経験者が感じる不安や困難に対して寄り添い、サポートしながら、心理的にも技術的にもバックアップする社風が根付いています。


各種社会保険は完備しており、定年後の再雇用制度も設けています。充実の福利厚生で、若い技術者には長く働き続けられる環境を、そしてベテランには培った技術を発揮する場を用意しています。


残業は月15時間程度、繁忙期でなければ月に8日程度は比較的自由に休みを取ることができます。社員同士の交流も活発で、定期的なイベントや社員旅行も開催しています。


異業種で働いている未経験の方や、もう一度、電気工事にチャレンジしたい方も大歓迎しておりますので、お気軽にご連絡ください。体験入社も実施していますので、業界の将来を担うやる気のある方と出会えればと考えています。



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